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料理の腕はなくとも舌が肥えて入れば見込みはある、かもしれない

廣田先生のセンターから修了証がとどいた。

いろいろ印象的な発言があったのだけれど、「自分で料理をつくれなくても、うまい、まずいは子供でも分かる。(廣田尚久(2006)『紛争解決学(新版増補)』(信山社)、P131)」というのがあった。

ADRの事例研究やインタビューなどで話を聞かせてもらっているだけでも、これは良い解決だったのだろうなというのと、そうでもなさそうなものがわかるときがある。

良い解決ができる力はすぐにもてなくても、うまい、まずいがわかれば、それを次に生かせる点がありそうだ。この原理が体験型学習の基礎にもなっているのかもしれない。
調停の理論は、このように反省的実践をするものに、指針を与えるものであればと思う。

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2008年12月19日 05:23に投稿されたエントリーのページです。

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