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明治16年の紛争解決

勧解は、明治16年に120万件近くまで利用されたという話が知られている。

詳しくは、菅原郁夫(2005:32-33頁)「司法統計から見た民事裁判の概要」『統計から見た明治期の民事裁判』(信山社、初版)を参照。

そのときの人口はどれくらいだったのだろうと調べてみると、38百万弱だった。

統計局ホームページ/日本統計年鑑-第2章 人口・世帯

松方デフレによるということだから、最近の特定調停に似ている側面もあって、紛争性が強いものばかりではなかったのかもしれないが、それにしても件数が多い。

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2008年07月27日 06:48に投稿されたエントリーのページです。

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