大学院修士で臨床心理を勉強して、家裁調査官になった方のお話を伺った。
まだ若手ということもあって気さくにいろいろ伺う。
現在は少年事件中心ということだったが、家事係もやったことがあるそうだ。
いかにも家裁の調査官らしく、善良かつ親切そうな方だった。
家裁では、依然として精神分析も重視されているが、面接技法は受容的な方法が一般的になっているし、現場の様々な問題には認知行動療法などのほうがすぐに使えそうという認識も少しずつ広がっているということだった。
調停技法については、逆に関心を持っていただけたようだ。
家裁のシステムは世界的にもユニークなはずだが、もう少し大学なんかと連携したらいいのにと思う。