メディエーションに少しでも取り組んでいる人がいたら、具体的な事例について(個人名は伏せて)教えてもらうように心がけている。
聞いていて感じることは、簡単な紛争というのは本当にないものだなということ。
と同時に、難しいからこそメディエーションというシンプルに当事者同士が話し合う方法が良いように思う。
先日、ある事例研究会に出席したのだけど、1つの事例から学べることは、控えめに見積もっても5つとか10個とかある感じだった。
事例から学べることを、例えばメディエーション教材に反映することは重要だ。
しかし、失敗例や成功例を単にマニュアルのこやしにするのは安易なことである。
厚いマニュアルをなぞるだけでメディエーションができるなら世話はない。