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ベイザーマン

もうひとつ、交渉に関する心理学の本として良いものだと思うのが、ベイザーマンだ。

アンカリング(たまたま出てきた交渉上の数値に縛られる)などの、認知バイアスが意思決定にもたらす影響を述べている。

マックス・H・ベイザーマン、マーガレット A・ニール著 奥村哲史訳[2005] 『マネージャーのための交渉の認知心理学 戦略的思考の処方箋』 (白桃書房)

7つの認知バイアスは、以下の通り。
(1) 行動のエスカレーション
(2) パイの大きさは決まっている、という思いこみ
(3) 係留効果(アンカリング)と調整
(4) 枠付作用(フレーミング)
(5) 情報の入手可能性
(6) 勝者の呪縛
(7) 自己過信

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2007年02月07日 06:51に投稿されたエントリーのページです。

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