1/31にモンゴル裁判所と愛媛和解支援センターの交流会及びシンポジウムがあった。
モンゴルの法整備支援として、JICAプロジェクトが10年来動いている。
今回は、モンゴル裁判所から裁判官や公務員調停人たちが日本での2週間の研修という位置づけで来日しており、その1日のプログラムとして、愛媛和解支援センターを見学・交流するという運びになったという次第。
ADR法の取得はおろか社団法人にすらなっていない任意団体である愛媛和解支援センターを見学先に選んだという話もすごいと思ったが、実際にその交流の場に立ち会ってみると、愛媛和解支援センターのプレゼン資料がモンゴル語訳されていたりしたこともあり(一人のメンバーの息子さんの奥さんが、モンゴル語に堪能ということだったらしい)、不思議なほどかみあった交流がなされていた。
プロジェクトを動かしているJICAと日弁連国際交流委員会の弁護士の方々とも親しくなれたのもよかった。彼らからも和解支援センターの活動に感銘を受けたり、関心を持ったりという感想を聞けた。私は彼らの経験談を、ロースクールの学生さんたちに聞かせたいとも思った。