ちょっと風邪気味だったようで頭痛がしていて、日曜日の午後はずっと寝ていた。おかげで今は回復した。
せっかくのイースターで、ホームパーティーに誘っていただいていたのだが、残念ながらキャンセル。
午前中には、寮の同室の面々と、マーティン・ルーサー・キングに関する博物館に行ってきた。
Martin Luther King Jr National Historic Site (U.S. National Park Service)
この中で、キング牧師が高校生向け講演したものがハンドアウトとして持って帰ってよかったので一部もらってきたのだが、興味深かった。
自分の人生の青写真を作るときに、自分自身の尊厳や、価値、そしてsomebodinessの中にある深い信念に基づくものであれということを言っている。
somebodinessという言葉をこう受け取ってよいのかはよくわからないが、誰もが持っている価値みたいなことか。「ひとかどの人物」のなかにあるものというのがそのニュアンスに近いかもしれない。
その上で、神が与えた仕事として、歴史の中で特別な瞬間だというように仕事を開始しなさいと言っている。
そして、たとえば掃き掃除をする仕事なら、ベートーベンが作曲するくらいに心を込めてやりなさいと。
どんな仕事でも心を込めて誠心誠意せよという仕事観は、意外と、日本社会にある禅的なそれに近いのかもしれないが、最初のところの、somebodinessの中にある信念の発見に努力せよというメッセージがとても大事だなとおもった。
息子たちをほったらかしにしている不良親としてですが。
The Seattle Times | Martin Luther King Jr.| What Is Your Life's Blueprint?
館内で見たミニムービーでエンディングに使われていたのは"We shall overcome"。
Pete Seeger - We shall overcome - YouTube