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生活保護をめぐる一連の騒ぎ

生活保護をめぐる一連の騒ぎはかなり不快に感じる。片山さつきたちの「調査」が、何なのかを問われる必要があるように思える。熱狂が誘導された先で政策が決定されていく構造の行きつく先が何なのかを考える必要がある。

2012年5月26日(土): 星野智幸 言ってしまえばよかったのに日記

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コメント (2)

石崎祐子:

仕事がら受給者を担当することがすくなからずあります。
今回のことは、特定個人のことを騒ぎ過ぎと思います。

生活保護制度は、「ください」「はい、あげます」というものではなく、一定の申請に基づいて精査した結果、支給決定となる行政の判断であることを改めて考える必要があるのではないでしょうか。

過去には、福祉事務所の申請書「門前払い」とか、贅沢品購入問題(エアコンは贅沢品か?)など様々な物議を醸し出したこともあったかと思います。

生活保護の給付基準を引き下げるとか...
高齢者福祉の現場では、もっとも救えないのが、低所得で生活保護非対象すれすれのラインです。なぜなら、どんなに低所得でも1割の自己負担があり、経済的な問題が発生するからです。

現在の水準でも相当きびしいと感じるケースがありますが、このラインが下がるとますますきびしくなるでしょう。内容的には救えることが経済的に救えず、悪化することもあり得るのではないでしょうか。

本来、在宅で高齢者福祉サービスを利用して暮らせるはずだった人が施設入所を余儀なくされるなど..そういう影響がでるのではないかと危惧します。
そんな影響も含めて、全体的としてどうすべきかを考えるようなことだと思います。

ヱ:

石崎様
ごぶさたしています。
書き込みをありがとうございます。

生活保護を受けずになんとかやっていきたいという庶民感情を煽って、切り下げに走りたいというやり方はあまりに下劣だとおもいます。

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2012年05月30日 05:12に投稿されたエントリーのページです。

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