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ホリエモンの天突き体操

堀江 貴文『刑務所なう。』(2012・文藝春秋)

軽快に書かれているが、刑務所暮らしには違いないわけである。
佐藤優の『獄中記』とは大夫違う雰囲気だが、こちらも相当興味深い。

そして、刑務所に居ながらにして、メルマガを中心とするビジネスを回し続けている。

 それにしても、細かいことひとつでも忘れてはいけないという、刑務所のキッチリしたルーティンワークが私はかなり苦手である。理由はちょっとでも考えごとをしていると、それに集中してしまい、その瞬間やるべきことを忘れてしまうのだ。たとえば、シャバでは外出するときに持っていく物を玄関の机の上に置いてあるのを忘れていったり、刑務所ではお茶を入れてもらうヤカンを置き忘れて配食係に促されたり、という具合だ。周りを見ているとボケ老人でもない限り、そういう人は見かけない。つまり、フツーの人は、私みたいにいろいろと工夫することナシに、キチンとルーティンワークを毎回こなせるのだ。190頁

先日、小道モコさんの本を読んだせいもあってだが、こういう記載が気になった。
わたしもフツーのことが、とても緊張するので。

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2012年05月06日 07:22に投稿されたエントリーのページです。

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