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日米ADRシンポジウム

日米ADRシンポジウムに出席してきた。
その前に九大の円卓会議にも出てきたので、Lela Love先生とDan Weitz先生の話は二度聞いたことになる。
円卓会議のほうは英語だけだったが、その分アメリカについては、突っ込んだ話が聞けた。
両方出た意味はあったかなとおもう。

東京では、大盛況であったことは確かだ。その実行力はすごい。
議論の熟度は・・、わたし自身のコメントも含めて、課題があったと思う。

個人的には、静岡の調査士の宮沢さんに初めてお会いできたのと、萩原金美先生にごあいさつできたのと、權田先生に久しぶりにお会いできたのがよかった。

鷹取先生が、対話型か評価型かみたいな議論よりも、対話型でやっていこうとしているもの同士で議論を深めたいとおっしゃっていたのが印象的だった。

棚瀬先生が、労働審判の成功に習った手続を弁護士会で作ってはという提案もさすがだとおもった。
そういう手続の方が、普通の弁護士の感覚には合うかもしれない。
それにそういう別の新しい手続を作る方向に、評価型好きの方のエネルギーが集まれば、変に対話型でやりたい人の足を引っ張ることがなくなるかもしれない。

ところで、わたしの隣に座っておられた、日弁連ADRセンター長の渡部晃先生の発言は、規制改革会議の議事録で読める。
2008(平成20)年8月22日(金)(PDF)

コメント (2)

私も個人的には先生にお会いすることが出来たことが最も良かった。
また、先生のご意見以外では岡山弁護士会の鷹鳥先生のご意見が最も共感できました。さらに、隣接士業も協力、研鑽しあってADRを推進していくことが可能ではないかと確信しました。
その意味での「日本ADR研究会(協議会)」が出来たら良いなと思います。今後とも宜しくお願い致します。

ヱ:

今後ともよろしくお願いいたします。

鷹取先生の偉大さはみなさんに伝わっていたようですね。
わたしにとっては、研究上も大変お世話になった先生です。

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2010年09月03日 17:21に投稿されたエントリーのページです。

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