Hamline大学の調停についての教材ビデオ
Mediation Videos | Hamline Law School, Minnesota
来日中のLela Love先生が紹介していたもの。
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Mediation Videos | Hamline Law School, Minnesota
来日中のLela Love先生が紹介していたもの。
日米ADRシンポジウムに出席してきた。
その前に九大の円卓会議にも出てきたので、Lela Love先生とDan Weitz先生の話は二度聞いたことになる。
円卓会議のほうは英語だけだったが、その分アメリカについては、突っ込んだ話が聞けた。
両方出た意味はあったかなとおもう。
東京では、大盛況であったことは確かだ。その実行力はすごい。
議論の熟度は・・、わたし自身のコメントも含めて、課題があったと思う。
個人的には、静岡の調査士の宮沢さんに初めてお会いできたのと、萩原金美先生にごあいさつできたのと、權田先生に久しぶりにお会いできたのがよかった。
鷹取先生が、対話型か評価型かみたいな議論よりも、対話型でやっていこうとしているもの同士で議論を深めたいとおっしゃっていたのが印象的だった。
棚瀬先生が、労働審判の成功に習った手続を弁護士会で作ってはという提案もさすがだとおもった。
そういう手続の方が、普通の弁護士の感覚には合うかもしれない。
それにそういう別の新しい手続を作る方向に、評価型好きの方のエネルギーが集まれば、変に対話型でやりたい人の足を引っ張ることがなくなるかもしれない。
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ところで、わたしの隣に座っておられた、日弁連ADRセンター長の渡部晃先生の発言は、規制改革会議の議事録で読める。
2008(平成20)年8月22日(金)(PDF)
月刊 法律のひろば 2010年9月号 特集:ADRの拡充・活性化の軌跡と展望 - 762円 : ぎょうせいオンライン
まだ手元に届いていないのですが、出たようです。
今年は沢山かいているなぁと。論文とか、恥とか。
愛媛和解支援センターの紹介もちょっとだけ入れています。
R Cafeしずおかについてもちょっと紹介しています。
またしつこく「宿泊客が現れると驚くホテル」というフレーズも。
手元に届けば、またPDFにするつもりです。
Frank Sander: Qualifications in Mediation - Video
サンダー教授曰く、「資格制度は、利用者でなく、資格を与える側に利益をもたらす仕組みである。このことは歴史が示している」。
入江, 秀晃 (2010) "米国における調停論:<情報を得た同意>をめぐって", ソフトロー, 16, 65-95.
東京大学グローバルCOEプログラム 国家と市場の相互関係におけるソフトロー:ソフトロー研究
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おかげさまで、つぎつぎ刊行されて、ありがたいかぎりです。
最新版の統計が出たようです。
全体として微減。右肩上がりだった愛知も減少に。
注目としては、大阪の総紛が132件申し立て。解決数は26件で、解決率は低めか。
解決率の意味では岡山は、申立93件で解決数65件はかなり高い。