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東京弁護士会・夏期合同研究(7/14)

東弁のADRセンターの方に誘っていただいて、午前は、ADR分科会に出席してきた。
岡山弁護士会仲裁センターについて、鷹取司弁護士のプレゼン。
ADRの手法を使って、紛争に至っていない事案も扱う「遺言・相続センター」を準備中であるそうだ。
これなら、ビジネスモデルが成り立つかもしれない。というか、成り立って欲しい。一つ成功例が出るということが大事だが、岡山弁護士会仲裁センターの熱心さ、誠実さ、能力があれば、なんとかなるかもしれない。
もう一人のプレゼンターは、京大元教授で中央大教授の棚瀬孝雄先生。面接交渉に特化した、家事ADRの構想を提案されていた。棚瀬先生は、共同親権についての運動にも関わっておられる。これもまた本気の提案である。
この企画は、9月のシンポの、プレシンポという位置づけだったが、大変おもしろかった。

午後は全体会で、労働審判について、寸劇と、コメンテーターによるコメントという構成のイベントも見てきた。コメンテーターのひとりが、東京地裁の労働部の白石哲裁判官という、まさに労働審判の担当責任者であった。かなり率直にコメントされていて、とてもわかりやすかった。
寸劇は、棒読み的であったが、わかりやすく実務を見せようという意欲に満ちていて、勉強になった。

労働審判という、裁定型の裁判所内ADRが整備されたことで、対話型ないし交渉支援型の裁判所外ADRも必要とされるように感じた。
労働審判は、もしかしたら、司法制度改革関連制度のなかで、最も成功したものかもしれない。
しかし、課題はいくつかあるように思った。
もうちょっと研究したい。

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2010年07月15日 18:21に投稿されたエントリーのページです。

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