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FAJ2009 2日目

スタッフに聞いてみると800人位の参加だったそうだ。専従スタッフもなしによくこれだけのイベントを回している。ローソンのチケットシステムを使ったのも省力化の一環だったそうだが、確かにノウハウを持った人たちが集まっている。理事を5年で完全に入れ替えるという方針を持っているらしい。

二日目は午前は、「NPO運営とファシリテーション(徳田太郎氏)」、午後は「人間関係ファシリテーションへの誘(いざな)い(人間関係ファシリテーション 横浜勉強会)」に参加した。

午前は、NPOや市民団体そのものの内部での話し合いが難しいというテーマで、グループディスカッションが中心の進行。

徳田氏のファシリテーションがあまりに見事だったので、彼の本(ブックレット)も買ってみた。

徳田太郎 『NPOの会議、こうすればうまくいく』

「運動は事務なり」というのは、市川房枝の言葉だそうだ。
セネカの言葉「困難だからやろうとしないのではない。やろうとしないから困難なのだ」という言葉も紹介していた。
どうやら、決めぜりふコレクターのようだ。おもしろい。
徳田氏は、JMCのトレーニングにも参加経験があるらしい。
メディエーションにも関心があるようだ。

午後のセッションは、2時間で完結するように工夫されたグループプロセスアプローチだった。

アイスブレークの仕方や、「問い」のつなぎ方みたいなことに関心を持って参加していた。
必然性のある構成にするためには理知的に考えを詰めることがやはり大事、それとともに、参加者と自分自身を信じた「いい意味での開き直り」みたいなこともやはり大事と、改めて感じた。

わたしは、異業種交流会的なアグレッシブさがどうも苦手で、そういう雰囲気を全体としてかなり強く感じたのだけれど、小さめのセッションを選んだこともあり、参加して良かったと思っている。

コメント (4)

神奈川か埼玉か静岡に住みたかったかも:

 メディエーションのめっか^_^ である関東に住みたかったかな。いつも楽しみに拝見いたしております。
 24、25日のファシリテーションの催しのこと。文章の中にいっぱい、私にはわからない事があるのですが、おもしろそうだなあと感じました。
 ちょんせいこさんの例のご本は、買っていました。
先生がお書きのように、人権意識を高くお持ちのお方ですね。大阪の松原市で講座をなさったので受講したことがあります。元気いっぱいで、飾らない御人柄が伝わってきました。

ヱ:

書き込みありがとうございました。

ファシリテーション協会のイベントは良いものでした。

ちょんせいこさんのワークショップには、わたしもぜひ出てみたいなと思っています。
ご本人にお会いすることもでき、よかったです。

こんにちは。「決め台詞コレクター」の徳田です(笑)
フォーラムでは、お世話になりました。
充実したblogですね。見習わなければ。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします!

徳田さま:

書き込みありがとうございました。

徳田さんのような力のある方が、メディエーションの分野でも活躍されると、メディエーション分野にとってよいのになと思いました。

今後ともよろしくお願いいたします。

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2009年05月25日 05:55に投稿されたエントリーのページです。

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