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社会学の名著30

竹内洋[2008]『社会学の名著30』(ちくま新書)

社会や集団にはこうした深い非合理的感情が付着しているが、神はそうした(われわれの深い感情が付着した)社会の象徴である。神が社会を作るのではなく、社会へのわれわれの感情の反映が神なのである。犯罪もこうした観点からとらえられる。犯罪処罰は犯罪を抑止することよりも、怒りなどの感情共同体を構築することで社会的連帯感情を喚起させる儀式として大きな意味がある。 P29 (ランドル・コリンズ『脱常識の社会学』の紹介として)

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2008年04月26日 14:39に投稿されたエントリーのページです。

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