Matimulog: jugemnet:大学院入学が錯誤無効となり、入学金返還が認められた事例
社会人大学院生として、会社での仕事を続けつつ博士を取ろうと思って、大学の先生に相談しつつ入学したら、話が違ったので入学金を返してもらったと言う話。
裁判結果としては、原告の完全な勝訴で、大学側の敗訴である。
しかし、他人事ながら、製薬会社で医学部教授相手に、裁判をして大丈夫なのだろうかと心配になる。
紛争解決としては典型的な、Lose-Lose(両者ともに負け)の結果だったのではないか。
私自身、会社を辞めて大学院に来ているので、なんとも生々しく感じた。
具体的な詳細が詰まっていない段階で、「社会人学生を増やそう」という掛け声だけが先行してしまったのではないかと想像する。