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2011年08月 アーカイブ

2011年08月03日

バイステック『ケースワークの原則』

バイステック(著), 尾崎 新 (翻訳)(2006)『ケースワークの原則―援助関係を形成する技法 新訳改訂版』誠信書房

原書は1957年。
社会福祉分野における古典。

2011年08月05日

児童相談所常勤の弁護士が成果

児童相談所の権限 / ワードBOX / 西日本新聞

2011年08月06日

九大オープンキャンパス開催中

九州大学オープンキャンパス2011

盛況。模擬講義は満員で立ち見も。

2011年08月07日

調停人(メディエーター)養成講座@東京

JAA調停人養成講座募集中

基礎編 2011年9月17日(土)-9月19日(月・祝)
中級編 2011年10月8日(土)-10月10日(月・祝)

今年は、ゲストスピーカーとして、伊藤知加子さん(司法書士)(基礎編)、遠藤昭さん(弁護士)(中級編)の実務家としての経験をお話いただく企画を行います。

団体内の研修も良いですが、他流試合として、外に出るのは大事だと思います。

宣伝ですいません。

2011年08月09日

理想主義と現実主義を内に持つこと

先日紹介したバイステック『ケースワークの原則』からの引用。

 筆者は、援助関係について行った議論全体を通して、一人ひとりのソーシャルワーカーが、成長して獲得すべき専門家としての高潔な理想を明確にしようとした。ケースワーカーはまず、しっかりと地に足をつけた現実主義者でなければならない。また同時に、見通しのきく眼をもった理想主義者であることも求められる。現実主義者としてのケースワーカーは、クライエントの人生がもっている厳しい現実、またときには嫌悪の情をもつような醜い現実を、目をそらさずに見つめ理解し、そして援助するよう期待される。一方、理想主義者としてのケースワーカーは、ある場合には、自分がかけがえのない人間であるという信念を失ったクライエントの尊厳と価値を、具体的に発見し認識するよう期待されている。  理想主義者としてのケースワーカーは、個人の権利を守る闘志である。一方、現実主義者としてのケースワーカーは、個人の権利が他の人びとの権利や社会の共通の福祉によって制限を受けることを知っている。  またケースワーカーは、現実主義者として、困難に巻き込まれた人びとの人生において情緒的な要因が大変重要であることを理解しているが、これに対して理想主義者としては、情緒的なニーズや問題がいかに重要であろうとも、それだけが人間生活において考慮すべきもっとも重要な事柄でないことも理解すべきである。ケースワーカーは、自分の基準や価値をクライエントに押しつけるのではなく、クライエントが自ら客観的に社会的・法的・道徳的境界のなかにとどまるよう、援助に努めるべきである。  ケースワーカーは、理想主義者としては、クライエント一人ひとりを天にまします父の貴い幼子として捉えようとするが、現実主義者としては、クライエントが神の振舞いとはまったく異なる態度や行動を示す現実ももっていることを知っている。ケースワーカーは、愛という動機をともなって、助けを求めるきょうだいを援助するために諸科学の知恵を使いこなす技能を獲得するよう努力しなければならない。すなわちケースワーカーは、小さな規模ではあるが、自らが神の摂理の道具となるよう願うのである。 P215-216

2011年08月17日

原子力損害賠償紛争解決センター

原発賠償へ解決センター、弁護士ら50人が仲介 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

仙台弁護士会・震災ADR 申立220件 既解決約50件

<東日本大震災>「震災ADR」でトラブル解決 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

児玉龍彦教授が「放射線の健康への影響」について意見陳述

東京大学先端科学技術研究センター児玉龍彦教授(兼東京大学アイソトープ総合センター長)が 衆議院厚生労働委員会にて「放射線の健康への影響」に関して参考人として意見陳述。

明日に向けて(208)放射線の健康への影響について(児玉龍彦教授国会発言) - 明日に向けて

2011年08月19日

島原

九州地区国立大学 島原共同研修センター
に来ています。

2011年08月22日

原発ADRの問題 by 浜通り法律事務所、渡辺淑彦弁護士

原発ADRはアクセス不全の可能性

2011年08月23日

向後千春先生、早稲田アドラーニュースを創刊

『早稲田アドラーニュース』 Vol.1, No.1 | Waseda Adler News

夫婦カウンセリングで、背中合わせに座って、15分ずつ相手の嫌なところを話す(口を挟めない)という手順を含む手法が紹介されている。・・これ、強烈だろうなぁ・・

2011年08月24日

岡山弁護士会 遺言・相続センター

岡山弁護士会 岡山遺言・相続センター

岡山弁護士会 遺言相続センター ミニ講演会+無料相談会

オープンしていたようだ。

申立だけでも31万5千円かかる手続だが、利用者の金持ちにとっては、明朗会計であり、ニーズがあるかもしれない。
ビジネスベースのADRとして軌道に乗るのかどうか、注目される。

2011年08月25日

日本の民事裁判制度についての意識調査

裁判所 | 「日本の民事裁判制度についての意識調査」への協力について

民事訴訟制度研究会(事務局:名古屋大学法学研究科内菅原郁夫研究室)では、「日本の民事裁判制度についての意識調査」を実施します。

2011年08月26日

日弁連、仲裁センター連絡協議会@札幌

今年は9月16日に開催。学務で出席できず残念。

2011年08月27日

裁判迅速化報告書

裁判所 | 裁判の迅速化に係る検証に関する報告書(第4回)(平成23年7月8日公表)

法廷侮辱(罪)や、弁護士強制なども議論されている。裁判所、弁護士への聴き取り調査の結果も整理されている。

2011年08月29日

遺言信託倍増

asahi.com(朝日新聞社):相続の「争続」避けたい 遺言信託、10年で倍増7万件 - 社会

こういうサービスを使っていた上でも話し合いたいニーズは出てくるような気もする。

2011年08月31日

Mediator's Handbook 4th Edition

The Mediator's Handbook » Blog Archive » Sketching the Exchange

話し合いから合意に至る過程が図解されている。わたしは、この説明が好きだなぁ、とおもう。

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